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淡く思春期
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金曜日の研修が終わり、しばしの休息が訪れた。

その日の夜、明日から休みだし久しぶりにお酒でも飲もうと、研修施設内にある自動販売機に向かう。
酒類の自動販売機は、広くて綺麗なリーフの隅に設置されており、その場で宴会が催せるような作りになっていた。
結構な人数が研修終了後、皆であつまり酒を飲み交わしているらしい。
ちなみに私は研修が始まって以降、こういう大勢で集まって騒ぐイベントに招待されたことがない。
結構頻繁に飲み会は開催されていて、酒の席を通じて親睦が深まったという話を私のクラスメイトたちの間でもよく聞くのだが、どうして私は省かれているのだろう。不思議。

そんなことを考えていたら、リーフにやってきたクラスメイトとばったり遭遇した。
彼曰く、これから飲み会をやるから君も参加したらどうかとの話だった。
誘う予定はなかったけれど、出会ってしまったから仕方なく、という感じの提案に怒りが湧いた。
こうみえても私はプライドの高い男である。同情や憐れみに縋るほど、弱い人間に成り下がった覚えはない。
勿論、参加させて頂いた。

今まで二週間ほど、話し掛けたいけれど話題も勇気もなくてお近づきになれなかったクラスメイト達と他愛もない話で盛り上がる。
女性も二、三人参加していたので、がぜんモチベーションが上がる。
今まで自我を抑えていた反動か、物凄い勢いではしゃぐ。

結果、缶チューハイ三本で今までにないくらいベロンベロンに酔っ払う。
酒で思考が鈍り、喋ったあとに言葉の意味が頭に入ってきたり、女性に躊躇なく触ったり、始めて会う人間と特に意味のないハイタッチをしたり、夜空ノムコウを大合唱したり、トイレに烏龍茶を置き忘れたりした。

酔っ払う心地好さを初めて体感し、大人の階段をまた一歩上った気がした。

とても心地好い気分のなか、恋愛とかセックスは、私の階段だとあと何段先に待っているのか、そもそもそういう段がきちんと用意されているのか、それだけが心配でならなかった。

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