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淡く思春期
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研修が始まって、初めての週末である。
会社が、生娘の父親ぐらい外泊にうるさく、不純でない正当な理由がなければ例え休日であろうと寮での宿泊を命じられている。
私はここでの退屈を水で薄めたような暮らし(かつ手淫もできない4人一部屋共同生活)が耐えられず、休日はどこでもよいので寮以外の場所で過ごそうと決めていた。

私はちょっぴり奥ゆかしいけど好奇心旺盛な乙女であるため、この研修期間中はどんどん行動を起こそうと思っていた。
とりあえず予定の2日前に、私と喋るときだけつっけんどんな厳しいパパにお泊りの許可をとった。(会社の本部に外泊届けを提出したという意味。
パパには、友達の晴海ちゃんのお家で勉強会をやるからと説明したけど、本当は部活で気になってる3年の持田先輩の家に遊びに行くことになっていた。(会社には、地方から友人が一時的に上京しており、これを機に再会すると申告したが、実際は行くあても無かったので近所の漫画喫茶で過ごすことに決めていたという意味。
持田先輩とは、今のところ付き合うとかそういう感じじゃないけど、一緒にお弁当を食べたり、帰りは手を繋いでくれたりするから、行ったらエッチとかするのかな?っていう感じはあった。(外泊後にやるのが面倒だったので、夜に洗濯機を回してから出かけたという意味。

漫画喫茶で主にラブコメを読む。
花沢健吾先生の「ルサンチマン」で心をえぐられる。
「ボクのふたつの翼」を百合漫画だと思って読み始めて、後半の無理やり加減に納得がいかない。
「テルマエ・ロマエ」の登場人物の名前を覚えようとするがハドリアヌスの「アヌス」の部分しか印象に残らず断念。
「さんかあれ」何か世界観が気持ち悪い。

漫画目的で漫画喫茶に入ったのは初めてであるが、正直こんなに過ごし易いと思わなかった。
また週末になったら来たい。
パパに怒られなければ。

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後輩に虐められる夢で起きる。
自分が、後輩たちのことをどう認識しているかが嫌というほど良く解った。
軽くへこむ。

4月に入り、今日から正式に新入社員として迎えられた。
扶養手当てだの家族情報の登録だの住宅補助だの、何を言ってるかよく解らない手続きに悪戦苦闘する。
保険がどうの共済会がなんだの難しい言葉を並べて説明する大人の顔が全部じゃがいもに見える。
世の中の大人が全員、池上彰先生だったらいいのにとつくづく思った。

昼から講堂で何か偉いらしい人の講話を聞く。
「巧遅拙速」と言っていた。
コーチとセックスと読むらしい。大衆の面前で、なんてシチュエーションの猥談をしているんだろうと思った。

その日の夕方、ついに辞令が交付された。
過去に繰り返した悪行(レンタルコミックの延滞、同じワイシャツを二日目連続で着る、インサイダー取引など)が原因か、私は蝦夷地に島流しという命を受けた。

しかし、もともと私は蝦夷の秘境で突然変異で誕生した男であるので、慣れ親しんだ故郷に帰るような不思議な気分でもある。
頑張って生きようと思う。

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ついに本日から会社の導入研修が始まった。
約一ヶ月間、研修専用の施設に泊まり込んで、業務に関わる様々なことを学んだり体験したり吸ったり揉んだりする。

またそれは導入研修であると同時に、「今日初めて会った知らない同期社員と4人で一ヶ月共同生活を強いられる地獄」という、死ぬよりも辛い拷問の始まりを意味しているのだった。

しかもその刑の前に「渡された書類に全部書いてある内容を3時間かけて確認させられる地獄」や「道すがら出会う人間全員に元気な挨拶を強要させられる地獄」、「600円も払ってこのクオリティかよ地獄」「ドラッグストアに買い物に行くのに片道20分もかかる上に道がわからなくなって迷子になる地獄」「隣のベッドの男が凄い勢いで咳込んでいるのにマスクをつけてくれない地獄」など、語るも恐ろしい残忍な責め苦の連続を味わわなければならなかった。
ちなみに今は「皆を起こさないように一切音を立てずに携帯電話で日記を更新するって至難の技地獄」に苦しんでいる。
布団を頭まで被って呼吸が苦しい。

地獄とは、これほどまでに恐ろしい場所であったか。
今はただただ、ここまで痛め付けられても死ぬことができないということが、一番の苦しみである。
夢ならば覚めてくれ!!

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引っ越し業者がやってきて、部屋の荷物を全て持っていってしまった。
筋骨隆々でやる気に充ち溢れた彼等は、こちらが頼んだダンボールの山を全て運び終えてもまだ運び足りないらしく「もっと積み込めるぞ、全部かき集めろ」「これなんか売ったら金になりそうだ」と備え付けの机やら洋服箪笥を運びだしてしまった。
ベッドまで持っていかれてしまったので、今晩の寝る場所が無くて困っている。

がらんとした自分の部屋を見回して、仰げば尊し学生生活であったなと、柄にも無く少し寂しい気分になってしまった。

ここ数日、共に学んだ学友たちが一人、また一人と住み慣れたこの地を巣立ってゆき、その度に私は手を振って彼等を見送った。
中には二度と会うことのない人もいるだろう。
何年か経てば、記憶から忘れてしまう人もいるだろう。
しかし今この瞬間、彼等との別れが寂しいと感じている心があるということを、私は誇りに思いたい。
彼等との再会を信じて、私も明日、この部屋を去ろうと思う。

ただ、今日別れ際に私の部屋に来てくれた友人に、捨てられず困っていた猥褻なゲームを見つかってしまったことが、本当に心残りです。
神様、あれだけ無かったことになりませんでしょうか。

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もうすぐ新生活である。
朝から退寮のための荷造りに勤しむ。
パソコン、テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、ゴルフバック、大量の漫画、同じく大量の子供の髪の毛、スタンガン、乳牛など、今後の生活にも必要な荷物をダンボールに梱包する。
会社の研修で使用するスーツ以外の衣類も全て包んでしまって、残りの時間はジャージで過ごすことにした。
過ごすことにしてから、日程を一日早く勘違いしていたことに気づいた。
つまり、余計にもう一日ジャージで生活しなければならなくなった。
しかも、日常生活に必要な家財道具が何故か全てダンボールに詰め込まれていたため使用できず、非常に不便な思いをしている。

仕方がないので一日中、凛々しさを強調できる眉毛のメイクアップ方法を模索して過ごした。

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