淡く思春期
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部屋で落書きをしていたら地震に見舞われました。
停電も起きました。
結構長く揺れたので、私の心の中の天使が「危険だから早く外に避難しなさいな」と助言し、同じく心の中の悪魔が「慌てて外に出て誰もいなかったら、お前超格好悪いぜ」と忠告しました。
悪魔が勝ちました。
しかしその後、私の心の中の学生課のおじさんが「寮の玄関前に避難せよ」と命令し、もっていたボールペンで悪魔を刺し殺したので、一応外に避難しました。
心の中のおじさん(こいつだけは何故か他の人にも見えるらしい)が「しばらくその場で待機」と仰ったので、同じく寮生の後輩とラドウィンプスの新譜のドラムはコピーが難しいとかそんな話をしながら暇を潰していました。
暇つぶしに「ナナとカオル」の一巻も持っていたのですが、内容がハードなエロ漫画だったため、公衆の面前であることもあり読めませんでした。
しばらく待っても学生課のおじさんが「部屋にもどっていいよ」と言わず、何でも東北地方がM7の大地震に見舞われたらしいという情報もあり、結構事態は深刻なのかと思って、そうしたら何となくアルバイト先の状況が気になり行ってみることにしました。
アルバイト先に自転車で向かう道すがら、スーパーは入口が閉ざされ店長とレジ担当チーフが店前に立っており、ローソンは入口に「営業休止」という張り紙がされていました。
信号が消えていて、大きな交差点では警察官が誘導を行っていましたが、バイト先の目の前の信号は制御されておらず、挙手で渡らせてもらいました。
アルバイト先のセブンイレブンは営業を続けていました。
レジに並ぶ行列は外まで続いていました。3年働いていてこんな状況は初めてです。
おにぎりもパンも売り切れて、棚がすっからかんです。
オーナーが見たことないくらいテンパって接客を行っています。
応援をするため制服に着替えようとバックヤードに入りましたが停電で真っ暗です。
サイズの合うユニフォームに着替えるのに四苦八苦しました。
店の状況としては、停電で店の電気が蓄電池に切り替わり、最低限の照明とレジだけが稼動している状態。
お客さんは慌てて食料品やら停電対策の明かりやらを買い求めるために、唯一営業しているこの店に殺到、レジは店のなかをぐるっと一周する行列ができていました。
買い物カゴが足りなくなるくらいお客さんがいました。
「懐中電灯は売っていますか」「ガスボンベはどこにありますか」「ローソクの在庫は残っていますか」「おにぎりとかお弁当売れちゃったの?」「乾電池はありますか」、このあたりの問い合わせを山のように受けました。
わたしが到着した段階で既に全て品切れの状態でした。
店に歩く隙間がなくてもお弁当の納品はやってきました。
店の外でトラックを待ち構え、運転手を捕まえて事情を説明します。
お客さんをどかしてコンテナを店の中に運び入れます。
商品を並べようとすると片っ端から手が伸びてきて商品を持っていかれます。
身動きが取れません。
予約商品を確保するのに必死でした。
駐車場も歩道もお構いなしで、自転車が無秩序に駐輪されます。
こっちもお構いなしでギッチギチに並べなおします。
確実に右翼な集団が駐輪スペースの傍で陣取って、軍歌的なものをスピーカから垂れ流していました。
これに関しては触れられませんでした。怖いから。
バックヤードからスナック菓子やらカップラーメンやらをひたすら並べます。
こんなドタバタの状況下で、棚の値札の位置に合わせて綺麗に商品を並べている自分があほらしく思えます。
どん兵衛とペヤングが大人気でした。並べた傍から持っていかれます。
日が暮れても電気が復旧しないことに不安と焦りを感じはじめます。
店の中は確実に薄暗くなっていきました。
やがて外が真っ暗になって、か細い店の照明だけで接客を続けていましたが、店の備蓄電池も限界を向かえ、照明は消え店内は暗闇に包まれ、レジのPOSシステムが利用不可能になりました。
オーナーが狼狽しています。
客が苛立っています。
行列は未だ続いています。
正直私はもう駄目だと、ここで営業終了だと思いましたが、オーナーは諦めず、バーコードをスキャンすると商品の値段を表示する機械と、電卓を使って、手打ちで清算を行う方法を考案しました。
真っ暗な店の中、懐中電灯の明かりを頼りに、2人一組でレジ対応を行いました。
一人が商品のバーコードをスキャンし、値段を読み上げ、もう一人が電卓で金額を加算していく。
電卓は修正が出来ませんので、間違えてはならないと、凄い緊張感で接客を続けました。
この状況でも「お客様」な連中はおり、レシートが出ないなら紙に書いて渡せという輩(それも凄い量の買い物)や、自分の買い物のほかに頼まれた買い物があるから、それらは清算を分けろという輩もいました。
この大行列を見たら、そんなことやってられる状況じゃないことくらい分かるだろう。憤りを感じました。
勿論そんな連中ばかりではなく、我々店員を気遣ってくれる優しいお客さんもいました。その時点で5時間くらい働いて疲弊していたので、そういった声に救われたという思いはあります。本当にそういうもんなんだなと思いました。1000円くれた人もいました。みんなでジュースを買って飲みました。ありがとうございました。
お客さんが途切れて、一旦店を閉めたのが11時。
その後、真っ暗な店の中、集まった精鋭アルバイト5名で残っている商品に値段のシールを張り、納入された商品を並べました。
こんな経験は初めてだったため、全員が修学旅行の夜のテンションでした。
好きな子の話とかはしてません。
11時40分くらいに、ようやく電気が点き、我々は拍手でこの復旧を喜びました。
急いで散らかった店内を片付け、日付を跨がないうちに店は営業を再開しました。
次々とお客さんが来店しました。
私は体力を振り絞って、店の片付けやら商品の補充やら外の掃除やらを終え1時前に帰宅。
停電は回復したと思いきや、私の住む学校の学生寮付近は相変わらず電気がきておらず落胆。
大学構内に入ると、周りは真っ暗なのに回復した地域の町の明かりで、遠くの空はうっすらと明るく、なんだか幻想的な景色が広がっておりました。
学生寮は、玄関もロビーも廊下も真っ暗で、物音ひとつせず、まるで世界に自分がひとりぼっちで取り残されたような気分を感じながら、明かりのない自分の部屋で夜食のサンドウィッチをほうばって就寝しました。
そんな一日でした。
読み返してみたら、後半面倒くさくなってただの報告になっていることが顕著にわかります。恥ずかしい。
停電も起きました。
結構長く揺れたので、私の心の中の天使が「危険だから早く外に避難しなさいな」と助言し、同じく心の中の悪魔が「慌てて外に出て誰もいなかったら、お前超格好悪いぜ」と忠告しました。
悪魔が勝ちました。
しかしその後、私の心の中の学生課のおじさんが「寮の玄関前に避難せよ」と命令し、もっていたボールペンで悪魔を刺し殺したので、一応外に避難しました。
心の中のおじさん(こいつだけは何故か他の人にも見えるらしい)が「しばらくその場で待機」と仰ったので、同じく寮生の後輩とラドウィンプスの新譜のドラムはコピーが難しいとかそんな話をしながら暇を潰していました。
暇つぶしに「ナナとカオル」の一巻も持っていたのですが、内容がハードなエロ漫画だったため、公衆の面前であることもあり読めませんでした。
しばらく待っても学生課のおじさんが「部屋にもどっていいよ」と言わず、何でも東北地方がM7の大地震に見舞われたらしいという情報もあり、結構事態は深刻なのかと思って、そうしたら何となくアルバイト先の状況が気になり行ってみることにしました。
アルバイト先に自転車で向かう道すがら、スーパーは入口が閉ざされ店長とレジ担当チーフが店前に立っており、ローソンは入口に「営業休止」という張り紙がされていました。
信号が消えていて、大きな交差点では警察官が誘導を行っていましたが、バイト先の目の前の信号は制御されておらず、挙手で渡らせてもらいました。
アルバイト先のセブンイレブンは営業を続けていました。
レジに並ぶ行列は外まで続いていました。3年働いていてこんな状況は初めてです。
おにぎりもパンも売り切れて、棚がすっからかんです。
オーナーが見たことないくらいテンパって接客を行っています。
応援をするため制服に着替えようとバックヤードに入りましたが停電で真っ暗です。
サイズの合うユニフォームに着替えるのに四苦八苦しました。
店の状況としては、停電で店の電気が蓄電池に切り替わり、最低限の照明とレジだけが稼動している状態。
お客さんは慌てて食料品やら停電対策の明かりやらを買い求めるために、唯一営業しているこの店に殺到、レジは店のなかをぐるっと一周する行列ができていました。
買い物カゴが足りなくなるくらいお客さんがいました。
「懐中電灯は売っていますか」「ガスボンベはどこにありますか」「ローソクの在庫は残っていますか」「おにぎりとかお弁当売れちゃったの?」「乾電池はありますか」、このあたりの問い合わせを山のように受けました。
わたしが到着した段階で既に全て品切れの状態でした。
店に歩く隙間がなくてもお弁当の納品はやってきました。
店の外でトラックを待ち構え、運転手を捕まえて事情を説明します。
お客さんをどかしてコンテナを店の中に運び入れます。
商品を並べようとすると片っ端から手が伸びてきて商品を持っていかれます。
身動きが取れません。
予約商品を確保するのに必死でした。
駐車場も歩道もお構いなしで、自転車が無秩序に駐輪されます。
こっちもお構いなしでギッチギチに並べなおします。
確実に右翼な集団が駐輪スペースの傍で陣取って、軍歌的なものをスピーカから垂れ流していました。
これに関しては触れられませんでした。怖いから。
バックヤードからスナック菓子やらカップラーメンやらをひたすら並べます。
こんなドタバタの状況下で、棚の値札の位置に合わせて綺麗に商品を並べている自分があほらしく思えます。
どん兵衛とペヤングが大人気でした。並べた傍から持っていかれます。
日が暮れても電気が復旧しないことに不安と焦りを感じはじめます。
店の中は確実に薄暗くなっていきました。
やがて外が真っ暗になって、か細い店の照明だけで接客を続けていましたが、店の備蓄電池も限界を向かえ、照明は消え店内は暗闇に包まれ、レジのPOSシステムが利用不可能になりました。
オーナーが狼狽しています。
客が苛立っています。
行列は未だ続いています。
正直私はもう駄目だと、ここで営業終了だと思いましたが、オーナーは諦めず、バーコードをスキャンすると商品の値段を表示する機械と、電卓を使って、手打ちで清算を行う方法を考案しました。
真っ暗な店の中、懐中電灯の明かりを頼りに、2人一組でレジ対応を行いました。
一人が商品のバーコードをスキャンし、値段を読み上げ、もう一人が電卓で金額を加算していく。
電卓は修正が出来ませんので、間違えてはならないと、凄い緊張感で接客を続けました。
この状況でも「お客様」な連中はおり、レシートが出ないなら紙に書いて渡せという輩(それも凄い量の買い物)や、自分の買い物のほかに頼まれた買い物があるから、それらは清算を分けろという輩もいました。
この大行列を見たら、そんなことやってられる状況じゃないことくらい分かるだろう。憤りを感じました。
勿論そんな連中ばかりではなく、我々店員を気遣ってくれる優しいお客さんもいました。その時点で5時間くらい働いて疲弊していたので、そういった声に救われたという思いはあります。本当にそういうもんなんだなと思いました。1000円くれた人もいました。みんなでジュースを買って飲みました。ありがとうございました。
お客さんが途切れて、一旦店を閉めたのが11時。
その後、真っ暗な店の中、集まった精鋭アルバイト5名で残っている商品に値段のシールを張り、納入された商品を並べました。
こんな経験は初めてだったため、全員が修学旅行の夜のテンションでした。
好きな子の話とかはしてません。
11時40分くらいに、ようやく電気が点き、我々は拍手でこの復旧を喜びました。
急いで散らかった店内を片付け、日付を跨がないうちに店は営業を再開しました。
次々とお客さんが来店しました。
私は体力を振り絞って、店の片付けやら商品の補充やら外の掃除やらを終え1時前に帰宅。
停電は回復したと思いきや、私の住む学校の学生寮付近は相変わらず電気がきておらず落胆。
大学構内に入ると、周りは真っ暗なのに回復した地域の町の明かりで、遠くの空はうっすらと明るく、なんだか幻想的な景色が広がっておりました。
学生寮は、玄関もロビーも廊下も真っ暗で、物音ひとつせず、まるで世界に自分がひとりぼっちで取り残されたような気分を感じながら、明かりのない自分の部屋で夜食のサンドウィッチをほうばって就寝しました。
そんな一日でした。
読み返してみたら、後半面倒くさくなってただの報告になっていることが顕著にわかります。恥ずかしい。
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